島のひとと対話する宿
〜シマよりそうホテル〜
部屋の窓を開ければ、山と海の間を抜ける気持ちのいい風が流れ込む。
その風にまぎれ込む、子供たちが元気に挨拶する声や、
じいちゃん、ばあちゃんが話す島の言葉が耳に愉しい。
朝は集落放送を聞きながら、広々と快適なバスルームで歯をみがき、
昨晩ライブラリーで借りた本を返しに部屋の扉を開ければ、
階下の「まーぐん食堂」からふんわりと立ち昇る、伝統的な島料理の匂いに包まれる。
あっという間に、その天井高な部屋は、島の空気に満たされる。
ここは、島のタウンホールに泊まり、「シマによりそう」。
そんな宿。
伝泊 奄美 ホテルがある「まーぐん広場」は、もともと地元に暮らす人たちの生活の真ん中にあったスーパーマーケットでした。
閉店となった後も、人が集う場所であり続けたいという気持ちから、1階には島の伝統料理を楽しめる「まーぐん食堂」、集落に暮らすじいちゃんやばあちゃんが集う高齢者施設、さらには島の伝統工芸や食材を買い求めることができるショップを併設。
その2階にある天井が高く、風通しのいい9室の部屋での時間は、まるで集落のタウンホールに泊まっているさま。
旅人はもちろん、集落に暮らす人たちとの対話を、どうぞお楽しみください。
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宿泊施設名:伝泊 奄美 ホテル
住所:鹿児島県奄美市笠利町里50-2
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