多種多様な人々が多種多様なコトを作るために集う
観光客・集落住民・高齢者・障がい者の交流の場です。
「まーぐん広場」は、奄美大島北部の「赤木名(あかきな)」という集落にあります。
赤木名集落は、奄美空港から車で7分に位置し、江戸時代には奄美で一番の中心地でした。
そのため、代官所跡が残されているなど歴史的な場所も多く存在しています。
そんな赤木名集落で、2015年に集落の日常生活を揺るがすできごとがありました。
それは、笠利町の地元の特産物や交流の中心地であった、スーパーマーケット「スーパーさと」が店を閉じたこと。
赤木名集落や笠利町の特産品及び交流の活性を大きく鈍らせたため、行政や住民から施設の再整備が強く求められていました。
「まーぐん」とは、「みんないっしょに」という意味。
そんな集落住民に愛された伝説のスーパーマーケット「スーパーさと」は、2018年、新しく生まれ変わりました。
宿泊、高齢者施設、レストラン、喫茶・食材販売を含む集いの場所、子育て支援のための学習・保育スペースなど、多機能を含む複合施設「まーぐん広場・赤木名」として。集落住民も観光客も、誰もが楽しめる多様性にあふれた交流の場として、再び集落のシンボルとなっています。
また、赤木名集落内にある空き家を活用し、従業員のための住宅、空き地を利用した駐車場の確保を行い、集落全域を一体的に活性化しています。